今日は、その関連行事の「昭和の集い」に参加してきました。
昭和についての講演会&音楽会。100名の参加者は、私も含めて「昭和」の方ばかり。笑
会場隣には、懐かしいポスターやレコードジャケット、ホーロー看板などの展示があり、
特に、夏目雅子さんのポスターは眩しいくらいに美しく輝かしいものでした。
講師の方々のお話を伺う中で、かつての宇都宮は「軍都」と呼ばれ、
「軍道」に沿って桜の木が千本植えられ、その後伐採されたその道が、現在の「桜通り」であること。
昭和20年の宇都宮大空襲により、死者が約600名出たこと。
市内の主な建物は焼失してしまったので、宇都宮には歴史的な建造物が少ないこと。
それでも、その後復興に向かう段階では、物質的には恵まれていなくても、
人々の心には復興を目指す意気込みがあり、元気があった。
しかし、現在の日本は物質的には豊かでも、何か満たされないものをみんなが抱えている
という言葉が印象的でした。
様々な点で、スピードや効率性が優先される現代ですが、
先人たちの苦労の上に現在があり、その過去を知り明日に繋げることは重要ですね。
クラシックな空間での声楽&音楽会も、とても豊かで贅沢な時間でした♪
◆昭和館4階「正庁」の天井とシャンデリア